お茶のお稽古:茶カブキ之式
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今日のお茶のお稽古は「茶カブキ之式」 だった。
「茶カブキ之式」とはワインや日本酒などの利き酒のお茶バージョンといったところでしょうか。まず、亭主(お茶を点(た)てる人)と客(お茶を飲んで茶銘を当てる人)、そして、書き手(回答を書き留める人)の役を決めます。
3種類の濃茶が用意され、はじめに客は茶銘のわかっている2種類のお茶(上林・竹田と書いてある棗に入っているお茶)を試飲し、香りや味を頭にインプットしておきます。次に棗の蓋になにも書いていない3種類のお茶を飲みそれぞれの茶銘をあてていきます。書き手はそれぞれの回答を奉書に記録し最後に答えあわせをするというゲームです。
この茶カブキは、室町時代には「闘茶(とうちゃ)」と呼ばれ、茶銘やお茶の産地を利き当てることが行われ、賞品を賭けた賭け事でした。茶を飲み比べ物品をかけ夜を徹して遊興の限りをつくしていたそうです。
賞品はただ物品ではなく、城や自分の奥さんも賭けていた人もいたようです。そんな話を聞くと、女の私としてはちょっと複雑な気持ちになりますが・・・
が、現在は茶人としての味覚修練のためとしてのお稽古になっています。
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Comments
こんばんは
茶道の世界は奥が深いようですね・室町時代は、闘茶ですか・闘うお茶会ですかね?
競技的に行うゲーム感覚・・・茶道に無知な私には良く解りませんが・妻まで勝負の対象物とされるとは・現在では理解しかねますね・
昔話で良かったです。風邪等惹かぬように御自愛下さいませ。 又お邪魔します。
Posted by: IWAちゃん | January 13, 2006 06:04 PM
茶かぶき~初めて聞きました!
お茶で闘茶とは凄いですね!お茶で奥方、お城まで賭けるのですか、とても考えられませんね~私は茶道には疎いのですが今日トムジェリーさんがしてらっしゃったようなゲームでしたら、又ちょっと風流で素敵ですね!
Posted by: takagi | January 13, 2006 09:00 PM
へぇ~ 利き茶があるなんて始めて知りました! 最も お酒とかワインとかビールとか何かと「利き・・」を楽しむわけですから お茶があっても不思議じゃないですね~~
Posted by: bebe | January 14, 2006 12:15 AM
お茶の世界って 奥が深いのね・・・・落ち着きのないAyaには 無理かも・・・(-_-;)正座が まず出来ない・・・
お茶の世界の遊び心なのね。お花の世界とかもあるのかな?
Posted by: Aya | January 14, 2006 12:33 AM
トムジェリさん おはようございます!
↓私にとって未知の世界ですね。
「茶カブキ之式」はじめて聞きました。
>茶人としての味覚修練のためとしてのお稽古になっています。
幽玄の世界かしら?
Posted by: りりー姫 | January 14, 2006 09:46 AM
こんにちは
茶道ってすごく奥が深いのですね~
それぞれのお作法だって大変そうなのに....
「茶カブキ之式」 初めて聞く言葉です。
これを考えた人はすごいと思います。
お茶本来のよさをわかるにはいい方法だったのかな?
Posted by: ヒツジ | January 14, 2006 01:11 PM
おくの深いお茶をお稽古されてるのですね。
すばらしい!
子供が出来るまで、習っていました。
老後はお茶を夫と二人で習おうと、話してたのに、今では、違う世界に足を踏み込んでます。
堺は千利休の発祥地です。お茶も盛んです。
あの静かな世界が好きです。
Posted by: MITI | January 14, 2006 05:23 PM
こんにちは! 「茶カブキ之式」、私もはじめてしりました。
トムジェリさん、奥ゆかしい習い事をされていらっしゃるのですね。
Posted by: むろぴい | January 15, 2006 11:51 AM
☆IWAちゃんへ☆
当時はお茶の作法とはほど遠い世界だったと思われます(^_^;)・・・戦国の世でしたし、下克上の時代でもありましたし・・
インフルエンザも流行っていることですし、IWAちゃんも体調にはお気をつけくださいね(^^)
☆bebeさんへ☆
たった、3種のお茶を聞き分けるのに必死なわたしです(^_^;)
お茶より日本酒のほうが私にはよく分かるかも・・・(^^♪
Posted by: トムジェリ | January 15, 2006 03:55 PM
☆takagiさん☆
みんながみんなそうではないでしょうが、戦国の世って人の気持ちもすさむのではないでしょうか。
私は修行が足らないのか・・・味オンチ?なのか・・・全部当てるのが下手です(^_^;)
☆Ayaさん☆
茶道という道を志している方は修行という言葉がぴったりですけど・・・今のわたしは・・・「道」ではなくて「遊び」のほうが強いです(^_^;)
でも、日常の世界と離れることができるので・・・心がひきしまったり、茶室にいるときだけ気分が落ち着いたり・・そんな世界でしょうか、お茶は。
Posted by: トムジェリ | January 15, 2006 04:01 PM
☆リリー姫さん☆
幽玄・・・そうかもしれません・・・が、わたしにとっては生き抜きの場、ストレス解消の場、精神集中の場。。。かな(^^)
お茶の先生から見ると真面目な?生徒ではないかもしれません・・・(^_^;)・・・が、お茶を初めて20年経ちます(^^♪
☆ヒツジさん☆
たしかに!
お茶っていろんな味・・・というか味わいがあり、あたり前のことだけどみんな香りや味が異なります・・・が、なかなかすべて当てることができない修行が足りないトムジェリです(^_^;)
Posted by: トムジェリ | January 15, 2006 04:06 PM
☆MITIさん☆
素晴らしくないです~(^_^;)
動機はとても不純です・・・きれいなお菓子と美味しいお茶がいただけて・・・友達がみんなお稽古している・・・こんな単純な理由からお稽古をはじめて20年!
年数だけが経過し・・・実力のほどは定かではありません(^_^;)
☆むろぴぃさん☆
習い事は奥ゆかしくても、わたしはそそっかしくて・・・子どものころはおてんばな子で、今でもそうです(^^)
お稽古を20年してますが、元来の性格は修正できません(^_^;)・・・押さえるだけです。
Posted by: トムジェリ | January 15, 2006 04:14 PM
☆Hey!ヽ(’ー’#)/ Hello!☆
奥さんも賭けるって・・・すごいですね。
真剣なのかも知れないけれど
考えてしまいますよね。複雑です。
味覚試練の為なら、納得です^^
Posted by: misaki | January 15, 2006 10:59 PM
いろいろしてますねぇ。
はちはちょっと遅い22日が初釜です。
その後の懐石風会食が楽しみです( ̄m ̄*)
Posted by: はち | January 16, 2006 03:50 PM
へ~っ!(◎_◎;)
一言でお茶・・といっても、色々なのですね~。
お茶のゲーム・・・う~ん、なるほど・・。
昔、お祭りでビールの銘柄当てゲームってのを大人たちがやっていたのを思い出しました~!(^m^ )クスッ
Posted by: ごーすと | January 16, 2006 08:02 PM
私のブログに佳代子さんからトムジェリさんにコメントが書いてあったので、覗いてみてね。
http://go-suto.cocolog-nifty.com/blog/2006/01/post_f1e8.html#c5884476
Posted by: ごーすと | January 16, 2006 08:17 PM
☆misakiさん☆
そだね・・・でも、今はそんなのないから大丈夫♪今はもしあっても景品です。
Posted by: さっちゃん | January 17, 2006 09:03 PM
☆はちさん☆
お茶は・・・もてなす側にまわるととても大変だけど・・・美味しい懐石を食べる側にまわると楽しみだよね~
☆ごーすとさん☆
お~ビールの銘柄当て・・・アルコールの中では一番わからない分野だな(^_^;)
佳代子さんのコメント見ました・・・
が、まだ心が広くなれないトムジェリです・・・
(T_T)
Posted by: トムジェリ | January 17, 2006 09:07 PM
トムジェリさん おはようございます♪
コメント戴きましてありがとうございました(^_^.)
私も習い事をしていれば良かったと今ごろ思っていますよ。
Posted by: りりー姫 | January 18, 2006 07:23 AM
d(°-^*)⌒☆トムジェリさん・・お茶も習ってるのね・・我輩には苦いのはだめです・・(^o^)/~~~
玄米茶の方が良いかなと言う感じで~~す・・
タグふれんどに昨日は来てくれて有難うね(^○^)
Posted by: 炊事洗濯おばさん | January 19, 2006 09:36 PM
☆リリー姫さん☆
習い事に年齢は関係ありませんよぉ~
やってみたいことがあれば挑戦してみると
楽しいかも!
思い立ったが吉日です(^^)
☆炊事洗濯おばさま☆
わたしは抹茶アイスや抹茶味のお菓子は苦手なんだけど、なぜかあったかいお抹茶は美味しくいただけるのです~(^^)
Posted by: トムジェリ | January 19, 2006 11:23 PM
男爵様ページからやってきました。いろいろ面白い記事があるようでこれからも伺います。コメントの数がすごいのがうらやましい。ワタシはこの頃いつか2つ。クシュン。固すぎるのかな??この花が舞うのはどうして??
Posted by: 山口ももり | January 24, 2006 09:02 PM
☆山口ももりさん☆
ステキな絵がたくさんあるブログですね。もっと多くの方に見てもらえるように、ブログ検索などで同じ記事や同じ趣味の人?などのブログにトラックバックをかけてみてはいかがでしょう。なんかせっかくいいブログなのにもったいないですね・・・今のままでは。もっと多くの人に絵を見てもらえたらいいのになあ・・・って思いました。
ついてくる花はスクリプトファイルによって動きます。
Posted by: トムジェリ | January 25, 2006 11:25 PM
ちょっとだけ統一感がないかなという気がしました 【2019年最新版】就活用腕時計のおすすめ人気ランキング14選【面接で好印象! ハミルトンの歴史は古く、120年以上も前から人々の生活に合った腕時計を作り続けており、男性に人気のジャズマスター・ミリタリーテイストを宿すカーキシリーズ・ビンテージな味わいが魅力のアメリカンクラシックなど、人気シリーズも多数。
独創的なデザインと異なる素材をフュージョンさせた、未来チックなルックスが魅力です。
高品質なマテリアルと、機能美を追求したものづくりで評価が高く、創設から間もないにも関わらず、世界中から注目されているブランドです。
チューダーの紋章が薔薇なので、それをモチーフとして作り上げられた作品です。
ケース中央の薔薇が秒針になっており、リューズにも薔薇が配されています。
ちなみに、ブルー クロコダイルストラップ仕様のモデルも見ましたが、あちらはあちらでまたいい雰囲気でした。
まず第一の特徴は独特な雰囲気の文字盤。
最大の特徴はベゼルに刻まれた「BVLGARI BVLGARI」というロゴ。
一度巻き上げると最大72時間継続して動いてくれます。
ベル&ロスの原点であり、大きな影響を与えた存在としてドイツの『Sinn(ジン)』という時計メーカーがあります。
「光」に心を配って製作されたという腕時計で、その美しさはため息が出るほど。
世界のジュエラー・ブルガリが製作しただけあって、かなりアーティスティックな作品となっているのがこちらの腕時計。
本社はフランスのパリで、製品は全てスイス製です。
他の人とかぶることが少ない木製腕時計は、個性のアピールにもぴったりです。
タンクフランセーズは、カルティエの顔とも言える腕時計です。
ブルガリを代表する腕時計です。
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