楽しいお茶の掛け軸
先だって、今年最後の月釜茶会に行きました。月釜茶会は、昔は利休さんの月命日(28日)にあったのですが、28日が平日ですと、お仕事をされている方など、参加しにくいだろうということで、現在では、第4日曜日に変更されました。
この月釜茶会は、文字通り、1月と12月を除き、毎月あるのですが、今年、出席したのは3回でした。茶券は強制的に1年分購入しているので、3回を多いとみるか、少ないとみるかは、私次第なんですけどね。。でも、1度も参加しなかった昨年や一昨年のことを思えば、今年は、体調もかなり戻ってきたなと、感じていますよ。
話を戻して、大寄せ茶会の本席(お茶を飲む会場)の床には、必ず掛け軸がかけてあります。上記の掛け軸は、薄茶席のものでしたが、面白い掛け軸を拝見しましたので、写真に撮って帰りました。
「一華五葉に開く」と読みますが、華(花)と本来なら漢字で書くところを、花の絵になっており、楽しく拝見させてもらいました。
読み方は、「いっかごようにひらく」又は、「いちげごようにひらく」です。
意味を書くと長くなりますので、興味がある方はこちらを参考にしてくださいね。
ちなみに、濃茶の本席の掛け軸は、「日新、又、日々新」(ひ、あらた、また、日々あらた)でした。こちらは、禅語を知らない方でも、なんとなく意味が分かるのではないでしょうか。うんちくを書くと長くなるのでやめますが、日々新たな気持ちで事にのぞむ、という意味です。時間に追われてばたばたと生活している私には、目が痛くなるお言葉でした。。
以下、お茶会の道具の写真をアップしてみました。
濃茶席
薄茶席
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