久しぶりの月釜当番
体調が以前より回復し、2年ぶりに月釜の水屋当番に出ることができました。夕方にはヘロヘロになっていましたが(苦笑)、充実した1日となりました。
濃茶席(上の写真)の花は、山吹の実(黒色っぽい実)、いそぎく、ほととぎす。
薄茶席(下の写真)の花は、みかえり草、花いかだ、びなんかずら(赤い実)。
10月は風炉を使う最後の月で(11月からは炉になります)、名残の茶とも言います。ですので、風炉の時期に咲いていた花であれば、どんな花でも使うことができるため、花の準備が少し楽ですが、1種は今の時期に実をつけるものを使うことが多いです。
山吹って白山吹には実がつき、黄色の山吹には実がつかないって今まで信じ込んでいたのですが、黄色の山吹でも一重咲だと、実がつくのだそうです。濃茶席のは、その一重咲の黄色のヤマブキの実なのです。勉強になりました。(^^)
月釜というのは、元々は、利休さんを偲んでの月命日である28日に行われていましたが、現在は、誰もが参加しやすいようにと第4日曜日に行われています。
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