September 18, 2005

名月を!!

tukimi3

「名月をとってくれろと泣く子かな」 (一茶)  今日は中秋の名月だ。地域によっては大々的に行事があるところもあるでしょうが、私の住んでいるところでは特別なにもしてないように思います。アポロが月に着陸して月にはうさぎやかぐや姫がいないんだって頭の中ではわかってはいても、地上から見るとやっぱり月は美しいって思うし、どこか神秘的です。

中秋の名月を観賞する慣習は、9世紀末から10世紀初頭にかけて中国より伝来した行事と考えられています。日本では、平安朝以降、宮中や貴族社会で観月の宴が盛んに催されてきたようで、単なる内裏の行事ではなく、風流を尊ぶ季節の象徴として重んぜられた行事であったと思われます。

ですが、私たち庶民における月見はといえば、ススキなどの秋の七草を飾り、サトイモやお団子やおはぎの他、さつまいもや大根、酒などをお供えをして月を観ています。これは昔?は満月といえば、豊饒のシンボルであり、月光には神霊が宿っているとも信じられたようで、農耕儀礼的な要素が現在も残っているんだと思います。写真は我家でのお月見のお供えもので、後ろに小さく写っているのがお月様ですよ~(^^)

ところで、話を一番最初に戻して、月に関する歌はたくさんあります。有名なもの?だけ少し書いておきましょうね。月を見て色々感じるのは昔も今も一緒ですね。

名月や 池をめぐりて 夜もすがら (芭蕉)

雨に漕ぐ 月見舟あり ただ下る  (虚子)

月見れば 千々にものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど (大江千里:おおえのちさと)

めぐりあひて 見しやそれとも分かぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かげ (紫式部)

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August 05, 2005

キジバトがやってきた!

kijibato

最近庭の階段を掃除しても掃除してもやけに木切れがたくさん落ちているなあと思い、ふと上を見上げてみると、なんと鳩が巣を作っていた。見ているとどこからか木切れを持ってきては我が家の門かぶりの松の枝に運んでいるではありませんか。巣はツバメの巣とは違って結構いいかげんな作りで、風が吹いたらあっという間にこなごなになってしまいそうなくらいの目の荒い作りです。現在その巣の上に鳩がじっとしているので、卵を産んであたためているのではないかと思われます。

わたしには雄・雌の区別がつかないのですが、必ず巣の上にはどちらかがいます。この鳩は野バトっていうのかなって思ってちょっと調べてみると、どうやらキジバトというのが正式名称だということがわかりました。卵を産んで、15日~16日で雛が生まれ、その後17日くらいで巣立つそうです。なんて成長までが早いのでしょう!びっくりです。雛への食事は雄・雌ともに分泌するピジョンミルクというものを与えるとか。これは肥大したそ嚢の内壁から出るもので、細胞が剥離したミルク状の液体で、そ嚢は、食道に続く薄壁の膨大部であり、食物の一時的貯蔵場所なんだそうです。

なにはともあれ、無事に生まれ、元気に巣立って欲しいものです。

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